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【お知らせ】10/30オンライン開催JST「神戸大学新技術説明会」のご案内

2025年10月30日(木)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と神戸大学、株式会社神戸大学イノベーションが共催で新技術説明会をオンラインにて開催します。

新技術説明会は、神戸大学の研究成果である特許技術の実用化・技術移転等を目的に、新技術や産学連携に関心のある企業関係者に向けて、研究者(発明者)が直接プレゼンテーションを行う説明会です。

各研究者の発表終了後、ZOOM上にて約30分の技術相談・質問ルームを開設します。
研究者と直接技術についてご相談をいただける機会になります。
是非奮ってご参加ください。
※個別相談をご希望の際は、こちら(kui-tech2@kobe-u-innov.jp)までご連絡いただけますと幸いです。

お申し込み・詳細についてはこちら
※お申し込みいただくと、開催日から約2週間、見逃し配信が視聴できます!

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【開催概要】 ※オンライン(ZOOM)開催
・日時:10月30日(木)13:30~15:55
・申込締切 : 10月29日24:00まで
・参加費  : 無料
・プログラム
1) 13:30~13:55 「デバイス・装置」
「振動発電の高出力化によって自己発電型加速度センサを実現」
本間 浩章 先生(工学研究科・准教授)

概要:
加速度センサの消費電力を削減できれば小型電池での10年以上の長期間利用や環境発電機による駆動が可能となり、IoT機器に搭載しても電池交換が不要となる可能性もある。
そこでMEMS技術と一体化した振動-電気変換の高出力化により、発電電圧を加速度信号として出力する自己発電型加速度センサを実現した。
※紹介資料はこちら:資料①資料②
     

2) 14:00~14:25 「アグリ・バイオ」
「枯草菌胞子表層提示技術による新規バイオマス分解製剤の開発」
吉田 健一 先生(科学技術イノベーション研究科・教授)

概要:
枯草菌胞子表層に耐熱性セルロソームを構築・提示することによって新規バイオマス分解製剤として胞子そのものを利用する新技術を開発した。
耐熱性セルロソーム構成要素の分解と胞子の発芽を抑制し、酵素活性を確認することに成功した。
※紹介資料はこちら

3) 14:30~14:55 「計測」
「 RGBカメラによるファンデーション塗布状況の可視化」
廣江 葵 先生(海事科学研究科・研究科研究員)

概要:
特殊なカメラや計測装置を使用せずに、RGBカメラを用いてユーザの顔のファンデーションの塗りむらを可視化する技術を開発した。
カメラの前に10秒程度着席したユーザの顔の血流状態を取得することで、ファンデーション塗布の濃淡の状態を確認することができる。
※紹介資料はこちら

4) 15:00~15:25 「創薬」
「自発的に動物細胞を高密度に固定化できるマイクロファイバーシート」
塩見 尚史 先生(先端膜工学研究センター・特命教授)

概要:
細胞固定化における従来の課題(低効率、複雑な工程)を解決する新規マイクロファイバー(MF)を開発した。
本技術は、滴下した細胞懸濁液のほぼ全ての細胞を自発的且つ高密度に固定化できるため、省スペースでの細胞培養を実現する。
また、多能性幹細胞技術と組み合わせることで、短期間で多様な自家細胞由来の再生医療への応用が期待される。
※紹介資料はこちら

5) 15:30~15:55 「環境」
「強い還元力を持つ光増感剤でPFASを光分解する」
松原 亮介 先生(理学研究科・教授)

概要:
高価で希少な遷移金属を使用しない触媒系を開発し、可視光により有機分子中の炭素-フッ素結合を切断する手法を開発した。
本手法を用いることで、PFASの炭素-フッ素結合の切断も可能となり、PFASの光分解を実現した。
※紹介資料はこちら

ご不明点等ございましたら以下宛先にご連絡ください。
<問い合わせメール>
神戸大学イノベーション技術移転部
[メールアドレス: kui-tech2@kobe-u-innov.jp]

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