TECHNOLOGY 技術紹介・発明紹介

自己発電・自己発信を可能とする異常振動検出センサ 無電源でのIoTデバイスの駆動を実現

背景

人口減少が進む中で、人を介さないデータ収集やモニタリングができるIoT (モノのインターネット)が注目されている。しかし、IoTデバイスは、電池交換が困難な場所に設置されることが多く、デバイス駆動用の「電力供給方法」が課題である。そこで、環境発電(振動・熱・光など)による無電源(電池不要)のIoTデバイスが求められている。

新規構造により発電効率の向上 自己発電を実現

・櫛歯型の新規構造を開発
・平面構造から立体構造へのブレークスルー
・発電効率を維持したまま小型化

自己発電による自己発信 無線端末搭載の発電機に有効

・異常振動を検知した時に自己発電し、異常を自己発信するセンサ
・量産技術確立済み(今後も改善を継続)
・本構造により従来型の約10倍の発電電力密度に改善可能

無電源のIoTデバイスにより 幅広い社会課題解決に貢献

・ウェアラブルデバイス(転倒検知、歩数計)
・橋や設備機器の異常兆候の検知
・住環境モニタリング(防犯システム) など

特許出願

あり

希望の連携実施許諾契約、共同研究契約、技術検討のための契約 など
担当アソシエイト松村 優香

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