TECHNOLOGY 技術紹介・発明紹介

新規の待機電力ゼロ加速度センサ 常時モニタリングと電力供給量削減を実現

背景

人口減少が進む中、人を介さないデータ収集やモニタリングができるIoT (モノのインターネット)が注目されている。しかし、IoTデバイス(センサ)は、電池交換が困難な場所に設置されることが多い為、デバイスを駆動させる電池等への電力供給の削減が求められる。

待機電力ゼロの加速度センサにより 電力供給量消費に貢献

・構造に特徴を持つ櫛歯電極
・異常振動発生時にのみ出力電圧(誘導電流)を加速度信号で出力
・常時モニタリング:センサ駆動に電力の供給不要

検知できる振動の周波数帯域が広い 待機電力ゼロの加速度センサ

・周波数依存が少なく出力電圧の直接観測に成功 
 10 Hz~800 Hzに対応、出力電圧は約100 mV/G
・電源供給量削減のため、サンプリング周波数の設定や定期的な測定が不要
・ C-V変換回路、増幅回路が不要

物の振動・運動により加速度が 生じる場面で幅広く活用可能

・有線/無線のIoTデバイス
・橋や機械設備等の異常兆候の振動検知
・住環境モニタリング(防犯システム) など

特許出願

あり

希望の連携実施許諾契約、共同研究契約、技術検討のための契約 など
担当アソシエイト松村 優香

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