TECHNOLOGY 技術紹介・発明紹介
過剰な細胞外ATP/ADPを標的とした新規捕捉剤
- ライフサイエンス
- 創薬
- 医療機器
- 2026.01.16
背景
細胞外に放出された過剰なATPやADPは、免疫系を活性化することにより病態を重症化させる。これは、血小板凝集を加速させる原因の一つであり、GVHD(移植片対宿主病)、TMA(血栓性微小血管障害)、敗血症性ショックなど急性転帰をたどる症状を引き起こす 。現在、これらの原因物質を直接制御できる有効な薬剤や手段の選択肢は限られており、新たなアプローチが強く求められている 。
技術の内容:GVHD・TMA等の重症化阻止
・生体内に豊富に存在する物質X、物質YがATP/ADP捕捉剤となりうることを見出した。
・生体内物質であるので、大量投与しても生体に問題がない。
・選択的な作用メカニズムを確認。

技術の利点:高安全・高選択的なトラップ技術

産業応用のイメージ:副作用を抑えた新しい免疫抑制アプローチで吸着剤、治療薬へ応用
・GVHD、VOD/SOS、TMAの予防・改善剤。腫瘍崩壊症候群やクラッシュシンドロームの治療薬 。
・ATP過剰症患者向けの血液浄化治療用吸着材。
・マーカーとしても有用であり、検査(診断)と治療(捕捉剤の投与)の両面で活用。
特許出願
あり
| 希望の連携 | 実施許諾契約、共同研究契約、技術検討のための契約 |
| 担当アソシエイト | 島田 かおり |
