TECHNOLOGY 技術紹介・発明紹介

左右の眼球運動の差異を比較することで個人を特定する生体認証システムの開発

背景

指紋認証や顔認証、音声認証など、現在の生体認証システムは多岐にわたる。
しかし、いずれも専用のセンサーが必要なことや、認証が困難な状況が生じる可能性があること、また、最大の課題としてライブネスチェックの判別が難しいという課題が挙げられる。

技術の内容:左右の眼球運動の差異を比較することで個人を認証する新技術

・人間は利き目が存在し、利き目ともう一方の目では眼球運動に差異がある点に着目
・この左右の眼球運動における個人差を利用し、個人を認証・識別する技術を開発

技術の利点:ユーザビリティを阻害せずに継続的な認証が可能

・左右の眼球差を継続的に認識するため、既存の生体認証と比較しプライバシーが担保される
・高性能カメラや視線計測センサを搭載した端末は増加し続けており、システム導入が容易
・ライブネスチェックが可能

産業応用のイメージ:高精度なセキュリティが求められる機密性の高いシステム認証

・企業セキュリティシステム等の二要素認証
・VR(Virtual Reality)での連続的なライブネスチェック
・自動車のイグニッションシステムなど、個人識別が必要なセキュリティシステムへの応用

特許出願

あり

希望の連携実施許諾契約、共同研究契約、技術検討のための契約
担当アソシエイト鈴木 祥久

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