TECHNOLOGY 技術紹介・発明紹介

痛風・回帰性リウマチ・アルツハイマー病等の自己炎症性疾患に共通する治療薬のスクリーニング方法

背景

痛風・周期性発熱・回帰性リウマチ・アルツハイマー病等はこれまで全く違うターゲットとして考えられており、研究も別々に行われてきた。またそれぞれ軽快期・増悪期を繰り返す周期性があることが知られていたが、その予測方法は解明されておらず、増悪後の患者の主訴のみで判断され、増悪前の適切な量の薬の投与が困難である課題があった。

技術の内容:多くの疾患に共通するスクリーニング方法

・痛風・アルツハイマー病等(自己炎症性疾患)の共通トリガー因子を同定
・多くの自己炎症性疾患に共通する増悪と軽快を繰り返すメカニズムを解明
・上記をターゲットとする治療薬のスクリーニング方法を提案

技術の利点:増悪前の適切な薬の投与や、 多くの疾患に適用する創薬が可能

・増悪期・軽快期の予測により、多くの自己炎症性疾患において今まで不可能であった増悪前の予防的な薬の投与が可能となる
・多くの自己炎症性疾患に共通して適用可能な創薬のスクリーニング方法となりうる

産業応用のイメージ:多くの自己炎症性疾患に共通して使用可能な診断・治療への応用

・自己炎症性疾患の診断キット
・自己炎症性疾患の軽快剤
など

特許出願

あり

希望の連携実施許諾契約、共同研究契約、技術検討のための契約 など
担当アソシエイト保田 紗希

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