TECHNOLOGY 技術紹介・発明紹介

メンブレンベシクル (MV) の精密制御生産〜 有用生体物質のカプセル化 〜

背景

多くの細菌が自然現象として細胞膜から生産するMVは、生体への安全性があるため、DDSやワクチン等への活用が期待されている。しかし、安定的な生産や内包物の調製が困難であり、産業的な活用の障壁になっているため、任意の内包物を “濃密に” パッキングでき、大量生産を可能とする簡便な生産技術が求められている。   ※MV:細胞外に放出される細胞外膜小胞

技術の内容:微生物から均一な粒子径のMVを 効率的に高生産する技術

・MVの発生量を任意に調節可能
・微生物を糖源の存在下で培養
・均一な粒子径のMVを効率的に高生産

技術の利点:MVの精密制御生産技術

・細胞内のバイオポリマーを駆動力にMVが発生
・再生可能な糖を原料とした低コスト生産

産業応用のイメージ:細胞質内で生産させた 任意の生体物質をカプセル化

・ワクチン生産
・ドラッグデリバリーシステム
・抗体生産など

特許出願

あり

希望の連携実施許諾契約、共同研究契約、技術検討のための契約 など
担当アソシエイト鈴木 祥久

同じ分野の技術・発明紹介

Contact お問い合わせ

サイトには掲載していない発明も多数ございます。
御社の製品・技術開発に適した発明をご紹介いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

078-803-6649
受付時間: 8:30~17:30