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【オンラインイベント】10/14開催JST「新技術説明会」のご案内
- 2021.09.16
- お知らせ
2021年10月14日(木)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と神戸大学が主催する新技術説明会をオンラインにて開催します。 新技術説明会は、神戸大学の研究成果である特許技術の実用化・技術移転等を目的に、新技術や産学連携に関心のある企業関係者に向けて、研究者(発明者)が直接プレゼンテーションを行う説明会です。 各研究者の発表終了後、ZOOM上にて約30分の技術相談・質問ルームがあり、研究者と直接技術についてご相談をいただける機会になります。 本年度はオンライン開催ですので、お気軽にご参加ください。 お申し込み・詳細についてはこちら ======================================================= 【開催概要】 ※オンライン(ZOOM)開催 ・日時 : 10月14日(木)13:30-15:55 ・申込受付 : 10月13日(水)正午まで ・参加費 : 無料 ・プログラム: 1) 13:30~13:55 西野 孝 先生(工学研究科・教授) 「循環型社会の実現に貢献する解体性接着技術」 従来の接着組成物の接着力や透明性等の外観を保持したまま接着物の解体を実現する、接着組成物とその解体方法に関する技術です。 接着する部品や材料を限定せず、簡単に解体可能な解体性接着技術であるため、製品リユースや材料のリサイクルに適用可能です。 2) 14:00~14:25 川口 博 先生(科学技術イノベーション研究科・教授) 「ディープラーニングにおける適当的学習係数調整手法」 複数の学習係数を用いた短時間の事前学習だけで、未知のネットワーク構造でも人の介在なく学習係数を適応的に選択・決定することができる手法です。 従来手法と比較して87.5%の演算時間を削減、学習係数を固定した手法と比較して4.8%の精度向上を達成しており、ディープラーニングの学習を高速化することが可能です。 3) 14:30~14:55 小島 磨 先生(工学研究科・准教授) 「小型で高速検出が可能なテラヘルツ分光装置」 大型で高価、且つ光学調整のスキルが必要であったテラヘルツ分光装置の小型化を実現し、さらに光学調整を不要として再現性を高めた装置です。 本発明の装置は、小型で測定時間も短く誰でも容易に扱えるため使用環境を選ばず、呼気中のウイルス検出や大気中の有毒ガス検出などへの適用が可能です。 4) 15:00~15:25 石田 謙司 先生(工学研究科・教授) 「樹状分子の空間対称性を活用した熱電変換分子の創出」 低コストで且つ軽量、大面積化も容易である、低温から高温の熱電変換に優れた有機熱変換材料です。 今まで利用が難しかった中低温域(150-200℃)の未利用熱を電気エネルギーに変換する環境発電に適用可能です。 5) 15:30~15:55 今石 浩正 先生(バイオシグナル総合研究センター・教授) 「神経変性疾患、がんなどの炎症性疾患評価用バイオマーカー」 疾患特異的な薬物代謝酵素の活性変化を応用し、1検体・短時間で、多様な炎症性疾患の診断が可能なバイオマーカーです。 がん、糖尿病、潰瘍性大腸炎、アルツハイマー病、パーキンソン病等のスクリーニングに利用可能で、動物にも適用できるため実験動物の疾患状態の評価も可能です。 |