新虎興産株式会社と神戸大学による「環境に配慮した産業廃棄物の処分を実現するプロセス構築」に関する産学連携プロジェクトが始動
- 2024.06.24
- お知らせ
変電機器のリサイクル事業などを行う新虎興産株式会社 (本社:大阪市、代表取締役:木村高士、以下、SHINTORA) と国立大学法人神戸大学大学院工学研究科の大村直人教授(以下、神戸大学)は、「環境に配慮した産業廃棄物の処分を実現するプロセス構築」を目的とした産学連携プロジェクトを、2024年5月より株式会社池田泉州銀行と株式会社神戸大学イノベーションの協力により開始いたしました。
■背景
SHINTORAは変電機器のリサイクルに特化した特殊な設備を自社工場にて保有しており、高いリサイクル率と環境に配慮した中間処理を実現しております。しかし、一部リサイクルが困難な品目は、最終処分場にて焼却処分となり、膨大なエネルギーを使用してCO2を発生させているという問題を抱えておりました。
本共同研究では、複雑な現象の解明とモデル化や、新しいプロセスの開発を目指した研究に強みを持つ神戸大学の大村教授(移動現象工学研究室)との連携によって、より環境に配慮した産業廃棄物の処分を実現するプロセス構築と、その有効活用・事業化を目指します。
■プロジェクトの期間
2024年5月から12月 ※研究の進捗状況によっては延長予定
■プロジェクトの概要
・変電機器撤去事業における“ゼロ・エミッションZero Emission(変電機器の100%リサイクル)”を実現するプロセス開発を目指します。
・同時に、これまで焼却処分となっていた産業廃棄物を再利用・有効活用することで、“カーボンニュートラル”の実現も目指します。
・SHINTORAは産学連携プロジェクトを通じて、地域社会への貢献を目指すと共に人材育成や新たな発展を目指します。
■本件に関する神戸大学の問合せ先
株式会社神戸大学イノベーション 企業連携部
Mail : info@kobe-u-innov.jp 〔Tel : 078-803-6649〕