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【オンラインイベント案内】10/27開催JST「新技術説明会」のご案内

2022年10月27日(木)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と神戸大学が主催する新技術説明会をオンラインにて開催します。

新技術説明会は、神戸大学の研究成果である特許技術の実用化・技術移転等を目的に、新技術や産学連携に関心のある企業関係者に向けて、研究者(発明者)が直接プレゼンテーションを行う説明会です。
各研究者の発表終了後、ZOOM上にて約30分の技術相談・質問ルームがあり、研究者と直接技術についてご相談をいただける機会になります。
本年度もオンライン開催ですので、お気軽にご参加ください。

お申し込み・詳細についてはこちら

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【開催概要】 ※オンライン(ZOOM)開催
・日時   : 10月27日(木)13:30-15:55 
・申込受付 : 10月26日(水)正午まで
・参加費  : 無料
・プログラム:
1) 13:30~13:55 市橋 祐一 先生(工学研究科・准教授)
「抗菌・抗ウィルス作用を有する可視光応答型有機光触媒の開発」

概要:
量子化学シミュレーションを用い、抗微生物特性を有する可視光応答型有機光触媒を設計し、その有機光触媒を合成した。
実際に可視光やルームライト照射下での抗菌・抗ウィルス性能について検討したところ、従来の酸化チタン光触媒よりも効果的な可視光応答型有機光触媒の開発に成功した。

2) 14:00~14:25 菅野 公二 先生(未来医工学研究開発センター・教授)
「シリコンマイクロ振動子による超小型・低コスト・高感度な短波長赤外分光センサ」

概要:
1100nm以上の短波長赤外線をシリコンマイクロ振動子の共振周波数変化から検出する光センサであり、波長依存性を付与した振動子のアレイ化によって超小型・低コスト・高感度の近赤外分光器を実現する。
本技術を用いた分光分析による食品分析や医療画像診断など幅広い応用の可能性をについて紹介する。

3) 14:30~14:55 辻田 和也 先生(バイオシグナル総合研究センター・准教授)
「細胞膜のメカニクスを標的としたがん治療法の開発」

概要:
本発明は、がん細胞の細胞膜張力を正常細胞と同程度まで回復させることで、がん細胞の増殖、浸潤・転移を抑制する方法である。
独自に開発した細胞膜の張力を高く維持する技術によってがんの進展を抑制でき、新しいがん治療への応用が期待される。

4) 15:00~15:25 石川 周 先生(科学技術イノベーション研究科・准教授)
「超高分子よりさらに高分子である新規L‐γ‐ポリグルタミン酸および製造方法」

概要:
現在報告されている超高分子L‐γ‐ポリグルタミン酸よりさらに分子量が大きな超高分子、かつ高い光学純度の新規L‐γ‐ポリグルタミン酸を提供する。
本発明の製造方法によると、生産効率が高く低コスト化が実現される。
 
5) 15:30~15:55 中川  敬三 先生(科学技術イノベーション研究科 ・准教授)
「水処理膜への応用可能なファウリング耐性を有するナノシート積層型光触媒膜」

概要:
異なる機能を有する二次元ナノ材料(ナノシート)を多孔質支持膜上に積層させ、優れた透水速度と光触媒活性の両方を兼ね備えたナノシート積層型光触媒膜を開発した。
当該膜は、光照射により膜ファウリングを抑制することができる。

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